2019年は、「力合わせ」のためのチャレンジを続けてきた1年でした。
そのキーワードは、‟つながりをひろげる”です。
2月は定期大会。
「組合づくりをみんなで進める」そして同時に「新たな仲間を迎える」というふたつの視点を、
「私たちは教職員組合に集う『仲間』を増やしていく」ということの大事さを確かめ合いました。
3月は、道知事選に向けて「ほぼ日刊ニュース」を発刊。
アプリを使ってコメントを書き合うという新しい文化が生まれました。
7月には、ダニー・ネフセタイさんをお招きして憲法と平和を考える学習会を。
書記長が奈良まで会いにいったのをきっかけに実現した稚内での学習会。
つながりが学びを生み出しました。
8月は「教育のつどい」。
たまたま参加した「教育課程・教科書」の分科会では、宗谷から教育課程づくりの取り組みを発信していくことは、時代が変わってもあきらめてはいけないことを学ばされました。
継続的に参加していくことが、全国の運動と激励し合うことになることを忘れちゃいけないのです。
11月には大阪教職員組合の学習会にも参加させていただき、全国とのつながりを豊かにしていくことを大切にしたいと考えています。
10月以降は「1年間の変形労働時間制」についての学習をあらゆる手段で。
道教組として「止めよう!変形労働制ニュース」や「先生の働き方をみんなで語ろう動画」で拡散をしています。
宗谷の先生から「変形ニュース」を見ているよとリアクションがあったり、「動画ってどうやってみるの?」とお問合せがきて、全道と力合わせをして取り組みをしていくことが、宗谷の先生方との力合わせにもなるこということを改めて感じることができました。
さぁ、2020年。宗谷教職員組合は1990年の発足から創立30周年を迎えます。
当たり前のことですが、1990年に20代だった先生はいまは50代。
宗谷では管理職として活躍している世代です。そうなってくると私たちはあまり気づいてきませんでしたが、2009年の創立20周年以降は宗谷教組にとって「新しい時代」だったのかもしれません。
この10年間、宗谷教組はFacebookやtwitterに挑戦したり、全国とのつながりを豊かに広めてきました。
こんなつながりが広がってきたことで改めて「宗谷の教育文化」「宗谷の教職員組合運動」ということの真髄を客観的な視点で確かめ、深め合うことができたのは間違いありません。
2020年度、宗谷教組の取り組みはこうした歴史と未来をつなぐ1年になったらいいなと願っています。
そのキーワードは「ハッピーはここから!」。
教職員組合運動の本質である要求実現はもとより、「仲間」を増やしていくことで感じるつながるよろこび=‟ハッピー“を、分会や支部、そして最北端の宗谷から感じ合う1年にしていきましょう!