学校の先生の仕事って、「職人技」みたいな部分がけっこうあるなぁと思いませんか?
板書とか学級通信とか、“人から形として見えるモノ”はどうでしょう。
見栄えはどうかということはもちろん、「何を大事にしているか」という考え方についても、その人なりの深い思考とか、しかもそれは聞かないとわからないこともあったりすることもしばしばです。

「聞かないとわからないこと」って、毎日の学校での仕事(生活)を過ごしていると、案外見過ごしがちなのかもしれません。
ふと、「これって、どういうコトを考えてやってるんですか?」って聞くことができる機会なんかがあれば、「なるほどー」ってなったりします。

今日の支部代表者会議は、まさに「案外見過ごしがちな大事なコト」を深め合う会議となりました。
「宗谷の教育」といわれる教育文化、とりわけ、新年度スタートの取り組みで「大切だ!」と掲げている「民主的学校づくり」というものが、いったいどういうことなのか、私たちの日常の仕事(授業など子どもとの関わりや、学校づくり)とどう関連があるのか。こうしたことを考え合うことを確かめ合いました。

今は、“まるで空気のよう”で当たり前にある文化…だとしても、継承して発展させていかないと、いつかはなくなっていく。そうした意識をもって組合づくりを進めることが大切なんだと考えさせられた支部代表者会議でした。ここから生まれる運動が楽しみです。